さて話は変わり、今回ご紹介する商品は、Snap-on 48pcスレッドリペアセット(RTD48)です!
このスレッドリペアセットは、ボルトやナットのネジ山を潰してしまった際に、ネジ山を簡易的に修正する事が出来る工具で、緊急時に活躍するアイテムになります!
また、ネジ山の修復以外にも、ネジ山のクリーニングやネジロック剤を取り除く際にも便利です♪

このアイテムのセット内容は、非常に豪華な内容になっており、メトリックのタップダイスで、M6×1.0、M8×1.25、M10×1.0、M10×1.25、M10×1.5、M11×1.5、M12×1.25、M12×1.5、M12×1.75、M14×1.5 
となります!


更に、インチサイズもセットされていて、1/4ー28、5/16ー24、3/8ー24、7/16ー20、1/2-20、9/16ー18の細目(写真上)と1/4ー20、5/16ー18、3/8ー16、7/16ー14、1/2-13、9/16ー12の並目(写真下)の2種類になっています!

タップは、主に雌ネジ部に使用し母材に切られた雌ネジやナット等の修正に役立ち、アルミの母材に対しスチールやステンレス等の固いボルトを入れ込み、オーバートルクでナメてしまったり、斜めに回し込んで雌ネジを痛めてしまった等のトラブルに効果的です♪

ボルトはある程度ヤレてきたら最悪交換が可能ですが、雌ネジはそうはいきませんから、いざという時に活躍してくれますね

ナット形状をしているダイスはは主に取り外しのできないスタッドボルトやボルトの修正はもちろん、汚れや、ロック剤やグリス等の異物除去にも効果を発揮するのでレンチやソケット等を使用すると作業が容易で、内側は切粉を逃がすためのスリットが設けられているので効率よく修正が可能です!

また、リスレッドファイルと呼ばれるヤスリ棒が、これまたメトリック用とインチ用の2種類があり、それぞれ、0.75、1.00、1.25、1.5、1.75、2.00、2.5、3.00mm、11、12、13、14、16、18、20、21番の計16サイズになり、各サイズのネジ山のピッチに合わせて潰れてしまったボルトの山を修正できます!

このリスレッドファイルは両端がヤスリ状になっているため、そのまま握って作業すると、半端なく痛いので、それをカバーしてくれる赤いプラスチックグリップが付属しています!
それを装着して、ネジ山のピッチに合わせて往復させることで修正を行なえます♪

でも、リペアするといっても、ボルトのサイズが分からなくては、次に進めなくなります
ここで、便利なのが、ピッチゲージです。

一般的なものは左の写真の様な折り畳みタイプですが、当社オリジナル製品としてちょっと面白いピッチゲージがございます。
右写真のものがその W.I.T.オリジナル4pcピッチゲージです!

こちらのアイテムは、薄いアルミ板で造られた各4枚のパネルにメトリックサイズとインチ(US)サイズの穴が開いており、その穴に通すだけでボルトの外径を測れるようになっているので、簡単に計測できます!

更に、パネルの外周にそれぞれミリ、インチのネジピッチが示してあり、、幾つもピッチサイズが刻まれていて、次から次に当てる事が可能なので時間を掛けずにボルトのサイズを測れます♪

このアイテムは、ボルト等の雄ネジ径を測るのに便利ですが、ナット等の雌ネジ径を測るにはノギスと通常のピッチゲージを使用すると便利です!

リペア目的の他にバイクや車の社外のアルミパーツを取り付ける前にバリや異物を取るためにタップやダイスを使うようにしても効果的だと思いますよ

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。