こんにちは!!
上田です。
主に欧州車等で多いのですが、ブレーキパッド交換の際にブレーキピストンを回しながら押し戻す作業がありますが、
ピストンの動きが固く、専用工具で作業を行っても上手く作業が出来ないどころか、ピストントップの溝を崩して
しまう様なケースがあります。
そんな作業に非常に重宝する工具をご紹介させて頂きます!

このツールは、エアーの圧力を利用して作業を行なえるブレーキキャリパーツールセットです。
サイドブレーキとフットブレーキが兼用のブレーキキャリパーが採用されている車種で使用するピストン戻しの為の
SST(特殊工具)です。
国産車では一時期よりは減ってしまいましたが、欧州車を始め、外車系では今でも多くの車輛にて使われています。
特に外車ではピストンの戻りが非常に固い場合があり、手動の工具では作業が難しい場合が多々あります。
そんな時にこのエアー式のモデルがあれば、作業を簡単、スムースに行なう事が可能です。

ハードケースの中には本体とアダプターが入っています。
アダプターは、計15種類入っていますので国産・外車問わず数多くの車種に対応致します。
ケースは強化プラスチック製のしっかりとした作りで、開口部もロック機構付きです。
ケースがある事で、保管は勿論の事、アダプターの紛失の防止にもつながります。

使い方は至って簡単です!
グリップの後端にエアホースを繋ぎ、次に指差ししている箇所のレバーを握ります。

レバーを握るとエアーの力でロッドが矢印の方向に動きます。
このロッドがブレーキピストンヘッドに押し付けられ、テンションを維持した状態を保持してくれます。
この状態で本体後端のハンドルを回す事により、ピストンヘッドの溝からずれたり外れたりする事なく、ピストンを
回す事が可能となります。

実際の車輛にて作業を行なった様子が上の画像です。
多少固着していた状態でしたが、いとも簡単に戻す事が出来ました!
特に外車の場合『押しながら回す』のが大変で、国産車以上に押す力が重要となり、手の力だけで作業を行なおうと
すると非常に苦労させられます。
エアーコンプレッサーがある状況に限りますが、ブレーキピストン戻しに手間取り大変な思いをされた方には、おすすめ
のツールです!!

W.I.T.(ワールドインポートツールズ)
STAHLWILLE(スタビレー)
KNIPEX(クニペックス)
PB SWISS TOOLS(ピービースイスツールズ)
Beta(ベータ)
Wera(ヴェラ)
Snap-on(スナップオン)
HAZET(ハゼット)
BAHCO(バーコ)
DeWALT(デウォルト)
IRWIN(アーウィン)
LENOX(レノックス)
MECHANIX WEAR(メカニクスウェア)
LISLE(ライル)
VIM TOOLS(ヴィムツール)
M.T.S(エムティーエス)
ERNST(アーンスト)
KTC(ケーティーシー)
nepros(ネプロス)
Ko-ken(コーケン)
Z-EAL(ジール)
SIGNET(シグネット)
ENGINEER(エンジニア)
PROXXON(プロクソン)
TSUBOSAN(ツボサン)
BOSCH(ボッシュ)
KUKKO(クッコ)
GREEN BELL(グリーンベル)
ANEX(兼古製作所)
PROCHI(プロチ)
RINGSTAR(リングスター)
DULTON(ダルトン)