さて、今回は久々に作業です。(夜間の作業の為、車輌の外観を撮れずイメージ写真です)
知人の依頼でナビ取り付け&スピーカー交換(前後)です。
はたして失敗や怪我無く終われるでしょうか?・・・・・・少々の不安を抱きつつも昔取ったなんとやらです!頑張りますよ~!

事前に調べていた通りにパネル類を外していきます。
この辺りの年式の車輌は少々のボルトとクリップで固定されています。
近年の車両の様にクリップの結束も強くありませんので比較的外れ易いです・・・・・・まぁ経年劣化で硬化している事がありますので要注意ですけどね~

虫刺されと戦いながらもササッと外してナビに入れ替えて接続チェックして・・・・・・完成

時間にして約2時間ってところでしょうか?オーナーと話をしながらやったとしてはまぁまぁの速度かと思います。初めてドライブレコーダーも着けましたが・・・何とかなりました(笑)
(注)あくまで素人作業ですので『遅いよ!』というツッコミはお止め下さい。

続いてドアスピーカー交換です。
ここで一般的には見慣れていないであろう道具を使います。今回の作業での秘密兵器なのです

≪LISLE ドアパネルリムーバー(35350)≫です。
ライルはアメリカのメーカーで若干マニアックな工具の揃うのも魅力ですね
少々見た目が武骨ですが『使えるならば見た目は問題ない』という何とも合理的な思想の元で作られていますね・・・・・・弊社での購入者の方々は口を揃えて『華やかさは全く無い』ともおっしゃっています
しかし独創的なラインナップの為に「もしかしたら製品としてあるかも?」と期待する事もしばしばあります。

このリムーバーですが、板金屋の方に御聞きしても『この曲がりはスゴイ!今まで無くて加工で作っていたよ~』とも言われます。
ご覧下さいこの曲がり方!この曲がり方が重要でドアパネルの外側(ストライカー側)にはあまり感動しませんが、下側とヒンジ側のクリップを外す際に重宝します。弊社のクリップリムーバーと比べると凄い違いですよね~

この様にグリップが邪魔で取り回しに自由度が無くイライラしたことありませんか?
このリムーバーなら取り回しも良く力も掛かり作業効率がグッと上がります

グリップ形状も6角を基本とした形状で握り易く、力を掛けることが出来ます
シャフトもテコの原理でかなりの力が掛かる事を想定し若干太めになっています。

先端も薄くなっているために近年の隙間の少ないリムーバーの入れにくい車輌でもお使い頂けます。先端が薄いと人気のPBと比べてると若干厚くはなりますが、厚い部類にはならないと思います

・・・・・・そしてあっという間に作業終了です。
ドアパネルを戻すと外観は全く変わりませんが、音は一気に良くなりましたね~
イコライザーの調整をして実走チェックして作業完了です。
プライベート作業で時間に囚われず自由に行なうと楽しいですね

板金の方やオーディオ関連の方、バックカメラ取り付けでリアゲートの内張りを外したりする際にも便利なリムーバーはいかがでしょうか?

今回も最後までお付き合いありがとうございました。