こんにちは。ワールドインポートツールズの桑山です。

ネジ回しに欠かすことのできないドライバーは、どなたでも一本くらいは持っている
基本工具の一つかと思います。

各メーカーより様々な種類のドライバーが販売されており、選択肢も広く
好みや作業内容に合わせて、自分のお気に入りの一本を選ぶことができます。

しかし作業内容が増え、数種のネジを作業するとなると、そのネジに合わせてドライバーも
増えさなければなりませんが、出張作業や車載工具等、なるべくコンパクトにしたい場合に
通常のドライバーだと非常に嵩張るのです。

そこでビットドライバーと呼ばれる工具先端部を交換し、様々なネジに対応できる工具が便利。

しかし、ビットドライバーにも弱点があり、先端ビットを受け止めるホルダー部が足かせとなり
ネジにアクセスできないことがままあります。

今日は、そんな悩みを解決するWERAのビットドライバーをご紹介いたします。

一般的に言う全長25mmビットを使うビットドライバーに比べて、このWERAのビットドライバーは
細い通路の奥にあるネジにも対応できるよう、89mmロングビットを採用しており通常のドライバー
の使い勝手とビットドライバーの携帯性を両立しています。

このロングビットを採用したビットドライバーシリーズは、WERAより数種リリースされており
ユーザーに合わせて選択できます。

WERAのドライバーハンドルの特徴は、目的や種類をグリップの”色”で分けており、
一目で識別できるようになっています。

黒×緑 =基本モデル
黒×青 =最上級
黒×水色=ステンレス
黒×黄色=貫通式 又はESD(帯電防止)
赤×黄色=絶縁

今回は、ハンドル色が黒×水色の「ステンレス」シリーズをピックアップ。

かつてのステンレスドライバーは、作業目的のネジが錆に侵される心配が少なく、
錆嫌う食品工場や医療機器のメンテナンスに使用されていましたが、鉄材を使用した一般的な
ドライバーと比べて高価なわりに耐摩耗性が劣り長期使用にむかないデメリットがありましたが
WERAのステンレスブレードやビットは、焼き入れ後氷点下以下に急冷する深冷処理(サブゼロ処理)
を行うことで耐摩耗性を向上させ、高い性能を得ています。

16種類のビットにより、下記ののネジに対応します。

フィリップス(プラス)1,2,3
マイナス 5.5mm
ヘックス 3,4,5,6mm
ポジドライブ 1,2,3
トルクス(イジリ止め)10,15,20,25,30

ビットエンドに”クビレ”加工が施されておりドライバーハンドルの他、電動工具にも対応できます。
ナイロンホルダーの裏には、ベルトループがありますので腰にホルダー毎付けての使用も可能です。