WERA（ヴェラ）社のスリップストップドライバーの後継モデルであるLasertip（レーザーチップ：WERA登録商標）加工が施されたステンレススチールを採用したドライバーセットです。
WERA社が長年に渡る開発の中で得た、ドライバーに適したステンレススチールを採用し、ネジれなどの強度を保ちつつも、耐錆性も両立したドライバーです。
また、先端に採用されているレーザーチップ加工とは、WERA独自のカムアウト（ねじをなめる事）防止対策の機構で、ブレード先端部分（ネジと接触する部分）に対し、レーザー加工を施す事によって作られた小さいトゲの先がネジの頭の内側に刺さるように接触する事で、従来のドライバーチップよりも摩擦係数が大幅に高くなる事によりスリップやカムアウトを防いでくれるという構造です。
ダイヤモンドチップと比較して製造コストが抑えられる反面、ウィークポイントは耐久性にあります。
先端チップにレーザー加工で溝を入れるという事＝強度が落ちるという事に繋がってしまう為、固く締まったネジなどを緩める等、大きなトルクを必要とする場合はダイヤモンドチップドライバーをオススメします!

※ステンレススチールは磁石に反応します。非磁性を求められる場合は、チタンやベリリウム、ステンレス（非磁性と記載がある場合）などの素材を採用しているツールを推奨します。